衆議院選挙
総選挙が終わった。
投票率53%だと言う。
わが家の有権者も4人いるが投票したのは
私と家内だけだった。
「うちだって、50%だもん。仕方ないとよ」
と家内が言う。
住んでいる菊陽町は熊本3区で
自民党と共産党しか立候補者がなく、
無風状態の選挙区である。
自民党の圧勝でしかない。
ただ自民党と共産党の公約をみれば
申し分なく共産党に賛成してしまう。
憲法9条改正 集団的自衛権 原発再稼働
消費税増税 TPP 自衛隊を国防軍へ・・・
一般国民が自民党に期待しているのはただひとつ、
景気回復のみではないだろうか。
しかも麻生副総理が言った
「ナチスがやったように国民が気付かぬよう
静かに変えていけばいい」という国民に対する
不遜な態度に不安がつきまとう。
確かに野党のどの政党にも自民党ほどの
実行力があるとは思えない。
しかしこうまで一強になると国民に信任を
得たと言い放ってやりたい放題になりはしないか。
3分の2を超えたから憲法改正の発議ができる。
しかし国民投票になればおそらく否決されるだろうから
最大限、集団的自衛権をもとに法律によって
実質的に憲法9条を骨抜きにしていくだろう。
安倍総理は戦争の出来る国になることによって
国のプライドを取り戻そうとしているからである。
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