益城町

 


陸上自衛隊の幹部候補生学校で
                                               
                                                  


同期だったM氏が




益城町に住んでいるので




電話で安否を




尋ねようとしたが不通であった。




他の同期生も心配していたので




24日の午後、




彼の住所をナビに入れて行ってみることにした。




県道235号線を南に下り




益城町役場前を通ったが




車は渋滞、人の往来も多く、




表情は穏やかで笑顔さえ見えた。




しかし、木山の交差点を西に折れて




県道28号線に入ると町並みは一変、




左右の建物が軒並み倒壊していた。




さすがに肥後銀行や歯科クリニックなどの




真新しい鉄筋の建物はしっかりしていたが




木造は半壊もしくは全壊に近かった。




氏の家は県道から路地を50mほど

                                                         



南に入ったところにあったが、




要注意と書いた黄色の紙が




玄関に貼ってあって無人であった。




避難しているのだろう。




水と食料を置いて帰ってきた。




真夜中にこれほどのことが一瞬に起きる、




その恐怖はいかばかりであったろう。




倒壊のなかった菊陽町ですら




今まで経験したことのない恐怖だったのに。











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