選挙権
6月19日から18才で選挙権が与えられることになった。
世界189ヶ国中9割以上の167ヶ国が
とっくの昔に18才以上で選挙権が与えられていて、
やっと日本でもそれが認められる事になった。
これからが大変だと思う。
私の記憶では中学、高校では
憲法だの国会だの選挙だの、
この国がどうなっているのか習った記憶がない。
大学に入って法学部だったので
やっと憲法だ法律だのと習った様な気がする。
だいいち日本史は明治維新以後は
時間切れでいつも中途半端で終わっていた。
あれはなんだったのだろう。
まるで日本は明治維新後は
なかったものと教えたかったのだろうか。
ネットで見ると、スウェーデンでは
若者の投票率が80%を超えるという。
学校で民主主義について教育され、
子供が政党活動できるとのことである。
自分たちがこの国を作り上げる
と言う意識を既に持っているのだ。
12才で党員と言うから開いた口がふさがらない。
日本で12才の子供に
「日本はどうあるべきか」と聞けるか。
20才になって大人とされる者でさえ
目を白黒させるか
「どうせ、俺には関係ない」とふてくされるかである。
もっともこの69才の自分でさえ
「この国はどうあるべきか」など
議論が果たしてまともに出来るか疑問なのだ。
ほんとに日本は民主主義という考え方では
後進国中の後進国なんだと思うとぞっとする。
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