大輔なう



大輔との朝の散歩はここ1週間やっていない。



先週月曜に鹿児島大学で検査をして、



そのまま入院し火曜日に手術を受けた。



その後何の連絡もなく便りがないのは



元気な証拠と考え直して、



こちらからのお尋ねも遠慮している。





「手術してもヘルニアが完全に治るとはいえず、



大輔の体力と飼主の今後のサポートによります」



とのことである。



「なんじゃそりゃ!こっちの責任か」と言いたいが



「そりゃそうだ、やるだけのことはやる



と言われれば仕方がない」と考えるしかない。



ひとり檻の中に入れられて



体の傷と心の傷に大輔の心中いかばかりかと思っても



仕方がない。



家内は終夜の大輔介護から解放はされたものの



これからのことはどうなるかわからない。



けれど早く元気になって早く連絡があって



早く引き取りに行って早く家に帰って



早く元の生活に戻ってほしいと願うばかりである。






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