繋ぐ(つなぐ)講演会





25日の日曜日、




森都心プラザでグリーフケアの講演会があった。




この耳慣れないグリーフとは深い悲しみという意味であり、




身内を亡くした悲しみをどうケアするか




というセミナーである。




偶然、前日のRKK報道特集で




茨城の日立市での母子6人殺害事件の特集を見ていて




自首した夫であり父親である小松博文容疑者(33)の




激しい苦痛と癒しようのない悲しみに胸を打たれた。




死刑を要求し、その日まで苦しむことで




しょく罪を果たそうとする小松容疑者。




この絶望感は推察したくもない。




その翌日のこの講演会もまさにその絶望感を感じた人たちの




心の吐露の場であった。




2歳の長男を急性脳症で亡くして24年後、




ご主人をも胃がんで見送られたМさん。




そのМさんの心の支えとなられたI住職も




奥様を自死で亡くされた悲しみをもっておられる方であった。




お二人とも現在カウンセラーとして




同じ悲しみを持つ人たちのケアにあたっておられる。




そしてグリーフケアの必要性を説かれる




一般社団法人 繋(つなぐ)のМ代表理事が




看護師経験を通してケアの理論的な解説があった。




3時間ちょっとの講演会であったが、




そのあと絵本セラピーとかパネラーによる解説とか




盛りだくさんのメニューで圧倒された。




終わって、この平凡な日常が、




いかにかけがえのない幸せの中にあるのか、




あらためて考えさせられた。




コメント

このブログの人気の投稿

東京CPA会計学院校長

きびこ なう

きび なう