「ゆず」をとるか「タヌ子」をとるか
今朝、とうとう「ゆず」を追い出した。
雨が続いているからだろうとおもうが、
「ゆず」がしばらく来なかった。
今朝がた「にゃあ」と事務所内に入ってきたときは
正直ほっとした。
所内ではエサをやらずに地蔵様のところまで連れだして、
そこでチャオチュールをなめさせながら目薬を差してやる。
なかなか目ただれがとれないのだ。
それがすんで専用の四角い皿でエサをたべさせる。
それでおとなしく帰ってくれればよかったのだ。
独特のなきごえで裏口から入ってきたのはわかっていた。
突然フギャ~と鋭い声があがった。
緊急時の対応で、反射的に自分の机から裏口に突進した。
あきらかに「ゆず」の声でタヌ子と何かあったに違いない。
「ゆず」の姿が目に入った。
足音を高くたてて脅すように追い立てた。
タヌ子もジッと外をにらんでいた。
「ゆず」は一目散に逃げて行った。
かわいそうだが事務所の猫は「タヌ子」なのだ。
「ゆず」にはちゃんと実家がある。
そこが君の居場所なのだ。
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