タヌ子なう
最近タヌ子が優しい声でうったえるように鳴く。
仕事中でもおかまいなしに大声で鳴きつづける。
蝉やねずみやトカゲのしっぽをくわえて来たとき
「ほら!とってきたよ。お食べ!」
という感じの鳴き声である。
しかし見ると上の娘が送ってきたぬいぐるみで、
いつもそこら辺にころがっている
猫用おもちゃをくわえている。
自分が獲得したものではない。
与えられたものである。
獣医さんから15歳だと言われたが、
人間でいうと充分に後期高齢者である。
まさかと思うがボケがはいったか、
それとも突如として母性愛に目覚めたか、
はたまた普段の処遇
(筆者は土日なく毎朝毎夕、餌をやりに出勤する)への
感謝の念に打たれたか。
朝、まだスタッフがいないときはソファの上でくつろぎ、
騒がしくなるとどこかへ出かけていく。
雨の日が続くが、
そんなときどこで雨宿りしてるのか心配になる。
近くの農家の納屋にでもおじゃましているのか。
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