山鹿古代蓮園

 




「蓮を見に行く?」




家内からお声がかかった。




「山鹿の蓮?」




「お父さん知ってると?」




「古代蓮があるところだろ」





「行くね。でもくたびれるよ」




誘っておきながらの否定的構文である。




誘われたけんていうて、気を使って行かんでもいいとよ」




家内たちの意図はわたしに黙っていくとヒガムし、




誘って一緒に行くと、




途中で「くたびれた」を連発して面倒くさいから




一応は誘って「行かん」という回答を待っているのだ。




しかし老い先短い後期高齢者としては




彼女たちに数少ない思い出シーンを残しておきたいという




意地にも似た思いがある。




「行く。アタ達が運転して」これで決定である。




結構楽しかった。




蓮園は大小2カ所あって知らなかったので




小さいほうの蓮園を見た。




つぼみはあったが、




ほとんどが花びらが開きすぎて裏返しになっていたので




時期的に遅かったのだと思っていたら、




あとで茶屋の男性から蓮は朝に開くのだと聞いて納得した。











お昼は発掘カレー、カツ丼、冷やしうどんを注文し、




少しずつ味見したがいずれも




「昔なつかしい味」でおいしかった。










装飾古墳館で短編映画を見ようと思ったが




時間が合わずに見れなかった。




半日の行程でも充分楽しめた。





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