大輔なう

 





大輔は10月で16才になった。




小型犬の人間換算でいうとネットでは80才のようだ。




腰骨だけでなく腎臓も悪く




週に二回病院に点滴を受けに行っている。




夜鳴きをするので家内はリビングで大輔と一緒に寝ている。




夜中に何度も起こすのでその度に庭に出てオシッコをさせる。




室内は板張りで腰が弱く足で踏ん張れずうまく歩けないので




大輔の行動範囲には小道のようにマットが敷かれている。




兄貴分のパグの「かしき」も、




やがて17才というときに亡くなった。




その時のショックで家内は1年ほどペットロスになった。




充分なケアをしてなかったのではないかと後悔しているようであった。




大輔はドッグフードを食べてくれないときが多く、




あれやこれやと一喜一憂しながら食べさせている。




病院ではいつどうなってもおかしくない状態だと言われているので




不調法な私は抱っこは慎重にしないといけない。








といっても写メールのように




充分みんなの癒やしの対象になってくれている。


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