きびと晴太(はるた)
キジ猫のきびがおとなしい。
新参者の晴太が来てから
きびを捕まえて抱っこしようとするものが
いなくなったからだろう。
誰もが帰宅したらまず晴太のところへ行く。
きびを探そうとしない。
したがって誰かが近寄ってきてもきびは逃げる必要がない。
寝そべったままでいても誰もが素通りするから、
しらんぷりしてやり過ごせば安泰であり
平穏な日常をすごせるようになった。
ただ新参者の晴太の正体がつかめず、
興味は持っているがおっかなびっくり
ちょっとのぞきこむ程度にとどめている。
夜はネコハウスのハンモッグに閉じ込められて寝ていたのを
寒くなったからといって家内が自由にしたら、
2階の家内の布団の端で寝るようになった。
晴太がハイハイするようになったら
きびのしっぽはいいおもちゃになって
またも迷惑な環境が戻ってくるだろう。
コメント
コメントを投稿