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雨の日

雨の日の大輔散歩が苦痛でなくなった。 むしろ待ってました、と言う印象に変わった。 数日前、長さ 90 cm、開くと 180 cmとなるコーモリ傘をネットで買ったのだ。 それとゴム長靴。これはハンズマンから買った。 この 2 点で武装すれば上からはもちろん、 下からも足元を心配することはない。 雨の日の大輔散歩は連れて行く側もおっくうになるが 無理やりレインコートを着せられる大輔も迷惑な話だ。 フードをかぶせると固まって動けなくなり引きづって行くことになる。 180 cmの傘は大輔の行動範囲を充分にカバーしてくれ、 レイコートを必要としない。 うんちの時もしっかり傘の中でやってくれる。 ただ、水溜りがあるとおなか付近の長く柔らかい毛が水を吸ってびしょぬれになる。 家内から 「周りの人に注意せにゃんよ」 と言われるが路地裏のコースなので快適に済ませている。

互栄会

熊本県立劇場館長であった元NHKアナウンサーの鈴木健二先生が作られ、 自ら指導された日常塾は40クラスほどあったが、 そのうちの1クラスである私達の互栄会の例会が昨日あった。 おそらく現在まで定期的に例会を開いているクラスはこの互栄会だけだろうと思う。 既に23年継続して年2回の例会を開いている。 昨日は6人しか集まらなかったが当初23人だったメンバーも亡くなったり脱会したりして連絡可能な会員は16名である。 そして高齢となり体調が整わないとして参加できない人も増え、 参加するのは多くて10名程度となった。 最高年齢が88歳、最低年齢が63歳、平均年齢が77歳、 昨日は宇土住吉神社から三角西港を見学し解脱墓、郡浦神社、永尾神社、宇城彩館を巡った。 今回案内してくれたのは88歳の男性会員だったが助けを借りずしっかりした足取りだった。 旧海軍将校だったこの人は偶然にも私の自衛隊時代の戦術の教官だった。 原野で口にススキをくわえて我々を指導してくれたのを覚えている。 この人が元気なうちは互栄会は続けていきたいと思っている。

長女

連休が終わり1週間帰省していた長女も東京に戻っていった。 空港から自宅に帰ると玄関でペキニーズの大輔が 「あれ?お姉ちゃんは?」 という風に長女を探す。 家内も居間に座り込んで気が抜けた状態で 「そうねえ・・・温かいお茶でも飲む?」 と誰に言うともなく聞く。 長女がいる間は 「夕食は何を食べたい?」 と昼食を食べているときに聞いて長女も口をもぐもぐさせながら 「そうね、夜はお寿司がいい」 とごく自然にリクエストしていた。 食べたいものを食べさせ、行きたいところへ連れて行き、やりたいことをやらせて一週間が終わった。 できるだけ一緒にいてやりたいと思い夜も借りてきた DVD を一緒に見て買い物も一緒に行った。 二坪畑も見せた。 7月から会社の部署が変わるという。 本社勤務になり暦どおり土日が休みになりアフターファイブも自由になるらしい。 とすると出会いのチャンスが増えるかも、と家内が耳打ちした。 熊本の男を探せと言おうかというと 「余計なことよ」 とたしなめられた。

風貌

先週、寒い日が続いたのが原因だろうか、 きゅうりの苗が全滅したのであらためて土曜日に植えなおした。 今度は1株づつの畝を作って水はけを良くし、 駐車場のフェンスに延びていくように植えていった。 その作業をしているとき見知らぬ眼鏡をかけた中年の男性が車でやってきて U ターンして帰っていった。 お互いに目が合ったが挨拶するでもなく気にも留めなかった 。 作業が終わって事務所内に入って受付台をみると名刺と封筒がおいてあった。 「事務所が開いていたので声をかけたが誰もいないので帰ります」 と名刺にメモがあって、 それは小学校、高校、大学の寮で一緒だったが今は東京に住んでいる親友といってもいい T 氏だった。 上京したときに会ったり彼が帰郷したときに会ったり年に一度くらいは顔を合わせている仲なのに お互いに気付かなかったのだ。すぐ携帯に電話したら 「風貌が違って見えたからね」 と彼は笑って言ったが たった一年でお互い変わって見えることにショックを感じてしまった。 気持ちは全然変わってないのにね・・・。

春雷

日曜日の夕方、突然雷が鳴った。 まさか北朝鮮のミサイルでもないがペキニーズの大輔にとってそれほどの脅威になっている。 家内の腕に抱かれて 「大輔が私から離れないとよ」 と部屋に入ってきた。 「抱いてくれってせがむと。一人になりきらんと。雷がこわいと」 先月、自走式掃除機のルンバを貰ったので試運転しようとしたとき、 大輔が好奇心で鼻を近づけたら急に動き出したので驚いて20センチほど垂直に跳び上がったそうだ。 それ以来ルンバは充電器に収まって動いていない。 「犬らしくない犬、人に抱かれることを嫌い、気位が高く恐れを知らない」 とネットで調べるとそう書いてある。 大輔の場合、確かにそうであるが、そうでないところもある。 よその犬に対してはなるほど敵対心があるが人間に対しては愛想が良い。 触れるのが嫌いではなく抱かれるのを嫌がらない。 気位は高いが得体の知れないものには臆病である。今6歳。

クラス会

日曜日の昼、 高校のクラス担任の先生が 88 歳になられたと言うことで 米寿を祝うためクラスの有志がホテルニューオオタニに集まった。 JR で熊本駅まで行ったが朝から冷たい風が吹き寒かったが 車内は暖房が入っていて助かった。 先生は城南町からタクシーで来られ歩くことがかなり不自由になっておられたので車椅子に乗って貰い、 耳も遠くなられていたので隣席の女子が筆談で皆の挨拶を伝えた。 他のクラスの生徒も参加して 18 人、 66 歳になって、リタイヤ組もいるが ほとんどがなにかしら仕事を持っていた。 挨拶や仕草を見ていると、それぞれが個性を持って上品に歳を取っている。 思いやりのあるユーモア、優しい心遣い、謙虚な失敗談、 同じ 66 歳なのに成長していない自分に気付いてしまう。 何歳まで生きるか分からないが、 どう歳を取っていくか、 究極の問題なのにやはり安閑としている。

2坪畑

土曜日、 トマトときゅうりを食べたいという、 かねてからの女子スタッフの要求を入れて2坪畑に トマトの桃太郎を5株、ミニトマトを2株、きゅうりを2株づつ3種、シシトウ2株、なすび1株を植えた。 朝、ハンズマンから肥料と苗を買い、その足で事務所に行って耕した。 1 万円で買っていた耕運機を倉庫から引き出して動かしてみたが 音は一人前だが掘り起こすのは5cmしかしてくれない。 上っ面だけなので結局今までどうりスコップで耕した。 肥料をまき、畝をつくり 100 円ショップで買っていた支柱を立て、 根元に植えつけていった。終わったのが夕方 5 時過ぎ。 途中昼食とりに自宅に帰ったが、お隣の老婦人が 「精が出ますね」 と言ってくれた言葉通り、夢中で作業した。終わると爽快。 だが翌日、肩は凝るは、腰は痛いは、太ももはパンパンになるはで、行きつけの整体に行き、 やっぱりすっきりしないので菊陽のさんさんの湯に入ってきた。 しかし今朝、出来上がった畑を見ると小さい苗が青々としていて これから成長していってくれるかと思うと心が弾む。