チッチと命名

 


うちの猫です、



という実績もなく、



ただエサをやっていると言うことで



名前を付けるのは失礼なのかもしれないが、



どうせこの子にとっては                      




どうでもいいことだろうから



「チッチ」と呼ぶことにした。




なぜ「チッチ」なのか、



まったく理由はないのだが



ふっと「チッチ」だと思ったから



「チッチ」と呼ぶことにする。




雄でも雌でも「チッチ」である。




昨日、初めてチッチの頬にさわった。




念願のタッチではあったが、



皿に手を添えていたら夢中になって



食べているチッチの頬に偶然さわったのだ。




柔らかい頬の短毛の感触で



おそらく身体全体を抱き上げたら



抱いている感覚もないくらい



軽やかでしなやかな感触に違いないと思った。




またも週末なき朝夕出勤が続いているが、



これもまったく苦になることはない。








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